理想の形

渡部建さんは私の理想の形である。

何がかというと、彼が好きな美味しいお店で食べることが他の人にとっての価値になってるってことです。まあ、渡部さんだけには限らないけれど。

彼がおすすめするお店を紹介する本を書店で見かけるようになったのと、私自身色々なお店で食べるのが好きであるということもあり、興味が出てきて試しに手に取ってみた。

 

いくつかのお店は訪れたところものってたけれど、だいたいは行ったことがなく行ってみたいと思わせられる知らないお店がいっぱい。渡部さんは色々なお店に通い、気に入ったもの薦めてるんですね。

さて話は戻り何が理想かというと、自分が好きでやってることが、価値を生み、他の人が欲しがるってところ。これっていいよね。そういう市場があったのかもしれないけど。あと、あまり深く考えていないですけど、色々な人にとってWin-Winがある気がする。まず、本が売れたら渡部さんと出版社、本屋にはお金が入る。本を買った美味しいもの好きな人は、よさそうなお店の情報を知ることに加えて、そういった情報を渡部さんがどうやって収集してるのか知れる。本を読んだ人が実際にそのお店に行けば、そのお店にお金が入る。また、読んだ人が他の人と行けば、その人たちも美味しいもの食べられるし。

で、ふと思った。単純に見すぎてるかもしれないけど、渡部さんの好きなことで多く人が幸せになるし、お金が一冊の本の金額で、その先のもっとたくさんの人とお金が動いて、循環してる。ああ、なんかすごい役に立ってるんじゃないのー。って思って、へー、こういうお金の手に入れ方もあるんだなと思った。

 

ここにくるまでには、もちろん色々な要素があるんだろうけど、こういう風に私もなりたいと感じた。

 

以上